「ライロー」はローランド地方に新設された『インチデアニー蒸溜所』の初のリリースとなるウイスキーであり、あえてライ麦を使用した意欲的な1本。かつて、スコットランドではライ麦がスコッチウイスキーに使用されていた歴史があります。「インチデアニー蒸溜所」はその伝統を復活させ、さらに新たな技術で現代的な解釈を加えるという挑戦を試んだ1本です。

特徴的で複雑な優しいライ麦のスパイスが、やわらかいバニラ、オークと融合したアロマを感じられます。ライ麦由来のペッパーとジンジャーの連なりが、オイリーな粘性と甘いキャラメル、シリアル、ドライフルーツの香りに包まれるような味わい。

【インチデアニー蒸溜所】
スコットランド・ファイフ州の中心部、グレンロセスに新しく建設された蒸溜所。ウイスキーの「フレーバー」を追求するという信念のもと、革新的な技術と設備を駆使し、新しいウイスキー造りを行っています。2015年のクリスマスに蒸溜を開始し、2023年についにファーストリリースとなる「RyeLaw」が登場。

【革新的なウイスキーを生み出すための3つのM】
・MATERIAL-素材
スコットランドの四季を表現する複雑なフレーバーを生み出すため、原材料の穀物は全てファイフ州の農場で育てられたものを使用しています。また多くの蒸溜所は1種類の酵母だけを使用しますが、インチデアニー蒸溜所ではそれぞれのウイスキーに合う特別なレシピの酵母を使用しています。

・METHOD-製法
ウイスキー蒸溜所では伝統的に「ローラーミル」を使用していますが、インチデアニー蒸溜所では「ハンマーミル」を使用しています。これにより小麦粉のように細かいグリストを作り、穀物のフレーバーを引き出しています。またインチデアニー蒸溜所では最新のマッシュフィルターを使用しています。多数のプレートがふるいとなることで、透明度の高い麦汁を搾ることができ、穀物からより多くの風味を抽出します。蒸溜機にもこだわりがあり、イタリアのフリッツ社製の特別なポットスチルを使用。ネック部分に6枚の整流板が付いており、バブルキャットプトレイが設置されています。このトレイによって、スピリットをカットする際の還流を正確に管理できます。

・MATURATION-熟成
熟成工程においてもインチデアニー蒸溜所内で全て行い、熟成に使用する樽はアメリカン・ホワイトオークの新樽を使用。新樽にチャーを施すことで、森のダイレクトな香りを感じることができます。

• ※画像はイメージです。実際のボトルとデザインやヴィンテージが異なる場合がございます。また並行輸入品につきましてはアルコール度数や容量が異なる場合がございます。
• ※1L以下のボトル商品は基本12本まで同梱可能です。
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