香りはレモンの皮、蜜蝋、消えたてのロウソク、炙り立てのクリームブリュレ。味わいはスパイス、ショートブレッド。ビーチでのキャンプファイヤーの灰。保存されたレモンやラブサン・スーチョン。柑橘類の味が強い

【ウォーターフォード蒸留所】
もともとギネスグループのビール製造工場を買収し蒸留所へと改築し2014年に創業。アイルランドの個々の畑の大麦の味わいとテロワールに焦点を当て、2016年1月から蒸留を開始しています。創業者のマーク・レイニエ氏はワイン業界に携わった後スコットランドの有名ボトラーブランドを立ち上げ、2001年にブルックラディ蒸留所を買収し現在の立ち位置を築いた立役者です。ブルックラディといえばアイラ島の大麦麦芽を使用したウイスキーを生産していることが有名ですが、大麦の原料に焦点を当てたウイスキー造りをしていきたい思いでこの『ウォーターフォード』を立ち上げています。また、製造における全ての工程－大麦の製造、発酵、蒸留、熟成、ボトリングに至るデータは例外なく全て開示しており様々な情報を確認しながらウイスキーを愉しむことができます。

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