バーボン樽で17年間熟成した原酒をフランスのコニャックの生産者、コニャック・フェラン社のフェラン樽で2年熟成、最後に日本の梅酒樽で1年間熟成を行いました。
香りは非常にリッチで深みがあり、プラムを中心とした複雑な果実味を感じさせます。キャラメルの層が贅沢な甘さを加え、ナツメグ、シナモン、ロングペッパーなどのスパイスとウッディさが複雑さを一層引き立てます。味わいは甘みと酸味のバランスが絶妙で、舌に心地よい旨みが広がります。プルーン、バナナ、柑橘類、ココナッツのハーモニーがバニラと見事に絡み合い、一体感を醸し出します。蜂蜜感とマジパンのクリーミーなコク、そして煮込んだフルーツの風味が奥深さを加えます。スモーキーさと杉の香りに加え、ダークチョコレートとほのかなジンジャーが、洗練されたバルサミコ風味として印象に残ります。ココアと梅の複雑さに、ローストされたナッツとアプリコット、トフィーの甘さが加わり、豊かで長い余韻が続きます。
【プラントレイラム】
フランスの著名なコニャックの生産者、メゾン フェラン社が手掛けており、ブランデー造りで培われた伝統と技術がラム酒造りにも活かされています。もともと『プランテーション ラム』というブランド名で知られていましたが、ブランドの本質を尊重しつつ名称が変更され、『プラントレイ(PLANTE RAY)』となりました。「PLANTE」はサトウキビ、「RAY」は太陽を意味し、ラム酒の原料であるサトウキビと、それを育む太陽を表現しています。
このブランドの最大の特徴の一つが「ダブル エイジング」という熟成方法。まず、ラムの生産地(バルバドス、ジャマイカ、ガイアナなど)でバーボン樽などで数年間熟成、その後フランスに持ち帰り、メゾン フェラン社が所有するコニャック樽(フェランカスク)でさらに熟成させます。この二重熟成により、各原産地の個性を引き出しつつ、コニャック樽由来の複雑でエレガントな風味が付与されます。この独自の製法が、『ラムのグランクリュ』と称される高い評価を得ています。
商品名 |
プラントレイ ラム シングルカスク フィジー 2004 ウメシュカスク |
容量 |
700ml |
アルコール度数 |
48.5度 |
生産地 |
フィジー |
タイプ |
ラム |
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